【赤枝病院】航空身体検査について 其の2

赤枝病院で実施している航空身体検査について、
前回のブログでは概要についてご紹介させていただきましたが、
今回は検査機器を紹介したいと思います。

検査が行われる際は、検査室の入口にこんな札をかけて、
検診を受けられる方が落ち着いて受検できるように努めています。
1.検査室入口

検査室には、
航空身体検査で必要な「視野」「眼底」「眼圧」等の検査機器があります。
2.検査機器類

先日、受検された方が
「視野検査計はナビしてくれる」
と驚かれていました。
3.視野検査計-1
3.視野検査計-2
他院の機器では、まだスタッフの方で指摘・修正するところもありますが、
当院の検査計は、目線が中心点からズレた時に機械がそれを察知し、
受検者にそれを案内してくれる機能が備わっているのです。

珍しさも手伝ってか、こちらの視野検査計は好評をいただいています。

さて、当院の航空身体検査は完全予約制です。
全ての検査は同フロアでできるようになっており、スムーズなご案内が可能です。

診断にあたるのは院長を含め計3名の「航空身体検査指定医」です。
「航空身体検査指定医」は高度な専門性を求められ、更新毎に研修会が行われます。
また、脳波測定時の診断は神経内科専門医である副院長が担当しています。

医師をはじめ、検査に関わる職員が受検者をしっかりサポートいたしますので、
気になる点がございましたらお気軽にお問合せください。

【赤枝病院】航空身体検査について

「航空身体検査」についてご存知でしょうか?

操縦士の方は、「技能証明書」と呼ばれる、航空機操縦免許証を所持しています。
専門知識はもちろんですが、身体機能にも適正が求められます。
航空身体検査は、その適正を調べる検査です。

操縦免許には大きく分けて3種類あり、簡単にご説明いたしますと...

「第一種」・・・事業用機の操縦
「第二種」・・・自家用機の操縦
「操縦練習」・・・訓練生の操縦

航空身体検査も、この3種類に応じて検査内容が異なります。
調べる項目や判定基準は航空法で定められており、細かな規定がいくつもあります。
さすがは、命を預かるお仕事の適正検査ですね。

身体の状態が飛行機の操縦に適しているか、医療のプロとして判断し、
検査書類は国土交通省 航空局に送られ、そこで最終的な判定がなされるのです。

赤枝病院では、航空身体検査を行なっています。
パイロット志望の学生さんや、
航空会社の現役パイロットの方、
趣味で飛行機を楽しんでいる方など、
様々な方が航空身体検査を受けにいらっしゃいます。

受検者の皆様、当日はやはり緊張されるようですが、
赤枝病院では熟練の担当者が検査をご案内していきます。

当院は、診察室・検査室・レントゲン室全てが同フロアにあり、
各種検査の進行が非常にスムーズです。
検査はアットホームな雰囲気で進められますので、
緊張も緩やかにほぐれていくと思います。

次回は、どんな検査が行われているかをご紹介させていただきます。

【赤枝病院】薬局のお役立ちアイテム

赤枝病院は、患者様にお出しする薬について
院内にて処方しています。

院内処方のメリットは、まずは患者様に病院から出た後、
わざわざ処方箋を持って調剤薬局に行く必要がない、ということです。
服薬指導をする場合も、直接カルテをみながら対応することが出来ます。
カルテを見れば、医師がこの患者様に何故その薬を出したか、
その処方目的や意図が伝わってくるので、より的確に調剤できる、というわけです。

調剤室を覗いてみると、様々な薬がズラリとある室内で、
「これは何だろう?」というようなアイテムを発見しました。
1.半錠カッターとハンマー
薬剤師の方に聞いてみると、
「半錠カッター」と「ハンマー」という名称だそうです。

どのように使うのか、薬局主任に特別実践していただきました。

まず、半錠カッター。
錠剤をセットして、カチッとフタを閉めると薬をキレイに分割できます。
2.錠剤をセット
3.フタをして…
4.分割された状態
一錠では効き目が強すぎる、というような患者様の為に、
衛生的かつ的確に半分に薬を割る事ができるアイテムのようです。

ちなみに、薬の種類によっては割線(かっせん)がついており、
薬さじを用いて分割できる錠剤もあります。
5.割線付きの錠剤
6.てこの原理で
写真では簡単そうに分割していますが、
実際やってみると、力加減がかなり難しそうです。

次に、ハンマーの使い方をご紹介します。

実は、調剤の世界でこのハンマーはとても重要なアイテムなんです。

入院患者様の中には、経口摂取の難しい方や、嚥下が困難な方がいらっしゃいます。
その方に合わせてハンマーで錠剤を粉砕し、薬を飲みやすくしているのです。
7.ハンマーで薬を
8.大きな音が立たないように…
9.この薬を…
叩く時は、大きな音が立たないよう、テーブルのふちで行います。
ただ『叩く』だけでなく、そういう小さな気遣いも、薬剤師の皆さんは実践しているんですね。

粉砕された錠剤は、当然水に溶けやすく、喉にひっかかったりすることがありません。

ちなみに、さらに細かくする場合は、なんとコーヒーミルを使います。
10.粉状で飲みやすく
挽き具合を加減できる、ということで、納得の使い方でした。

薬剤師さん達が行っている、薬に対しての様々な作業の根底には、
常に「患者様を想う気持ち」があります。

これからも院内の様々な部署について、その様子をこのブログでお届けしていきます。